2014年 08月 12日
パパ様のことば、おぼえがき |
フランシスコパパが、「幸せのための10か条」をご披露なさったそうな。
咳が止まらないので、きょうはとりいそ、貼り付けだけ。
ああ、いつになったらラクになるの、この喘息。
1.人を裁かない
フランシスコ法王は同性愛に関して「自分は裁くべき立場にない」と
発言している。キリストも「山上の説教」の中で、「人を裁いてはならない。
自分が裁かれたくないのなら」(マタイ7章)と語った。
2.他人のために身を捧げる
自分のお金や時間を必要としている人に与える。
よどんだ水のようにじっとしていてはならない。
3.静かに行動する
20世紀初頭のアルゼンチンの作家リカルド・ギラルデスの小説から引用。
人は若い頃は「あらゆる場所を急流のように流れる」が、
年を取るにつれて「静かに穏やかに流れる川」になる。
4.余暇を楽しむ
大量消費社会は耐え難い不安をもたらした。
子どもたちと遊び、休息を取らなければならない。次の買収のことばかり
考えて過ごしてはいけない。お金ではなく、時間をうまく使う。
5.日曜日は家族のために
これは十戒の一節「安息日を設けよ」(出エジプト記20章)に由来する。
週に1日は心の求めに応じ、瞑想(めいそう)、礼拝、家族との生活のために充てる。
6.若者に仕事を
若者が健全でいるためにはシンプルな仕事が欠かせない。
フランシスコ法王はインタビューの中で雇用創出を環境破壊と結び付け、
良い仕事がないのは、自分たち自身や地球に対する尊敬の念が欠けているからだと
指摘した。生産的な良い労働にこそ価値があり、華やかな仕事に就く必要はない。
金持ちになる必要はなく、普通でいい。幸福はそこにある。良い仕事を持ち、
他人のために良い仕事を創出する。
7.自然に敬意を払う
これは第6項にも関連する。フランシスコ法王は、「人類は無差別で横暴な自然利用に
よって自殺を図っているのか」と問いかける。多大な苦しみを伴わずに空気を汚したり、
河川を汚染したり、樹木をむやみに伐採したりすることはできない。
私たちの周りの不安や苦しみは、元をたどれば資源の不正利用に起因するのでは
ないだろうか。私たちは自分の魂を浪費しているとも言える。
8.悪いことはさっさと忘れる
自分を困らせたり苛立たせたりする相手について不平を言ってはいけない。
そうしたことはできるだけ早く忘れ去る。
人のことを悪く言う人は自分自身がみじめになり、私たちもみじめになる。
9.信教を強要し過ぎない
改宗への勧誘は停滞を招くとフランシスコ法王は説く。
自分はキリスト教徒だと公言したとしても、人にはそれ以前に個々の世界観がある。
この教えは一見、キリストが世界への布教を促した「大宣教命令」(マタイ28章)に
矛盾するように思えるが、フランシスコ法王はこの活動を緩やかに解釈し、実例による
教えの方をよしとした。それがキリストの真意だったのかもしれない。
10.平和のために働く
フランシスコ法王は法王に就任した日からこの教えを説いてきた。
エルサレムに行ってユダヤ人とパレスチナ人の連帯を働きかけ、平和のために祈り、
平和のために働いた。「平和をつくる者は幸いである」というキリストの言葉そのままに。
咳が止まらないので、きょうはとりいそ、貼り付けだけ。
ああ、いつになったらラクになるの、この喘息。
1.人を裁かない
フランシスコ法王は同性愛に関して「自分は裁くべき立場にない」と
発言している。キリストも「山上の説教」の中で、「人を裁いてはならない。
自分が裁かれたくないのなら」(マタイ7章)と語った。
2.他人のために身を捧げる
自分のお金や時間を必要としている人に与える。
よどんだ水のようにじっとしていてはならない。
3.静かに行動する
20世紀初頭のアルゼンチンの作家リカルド・ギラルデスの小説から引用。
人は若い頃は「あらゆる場所を急流のように流れる」が、
年を取るにつれて「静かに穏やかに流れる川」になる。
4.余暇を楽しむ
大量消費社会は耐え難い不安をもたらした。
子どもたちと遊び、休息を取らなければならない。次の買収のことばかり
考えて過ごしてはいけない。お金ではなく、時間をうまく使う。
5.日曜日は家族のために
これは十戒の一節「安息日を設けよ」(出エジプト記20章)に由来する。
週に1日は心の求めに応じ、瞑想(めいそう)、礼拝、家族との生活のために充てる。
6.若者に仕事を
若者が健全でいるためにはシンプルな仕事が欠かせない。
フランシスコ法王はインタビューの中で雇用創出を環境破壊と結び付け、
良い仕事がないのは、自分たち自身や地球に対する尊敬の念が欠けているからだと
指摘した。生産的な良い労働にこそ価値があり、華やかな仕事に就く必要はない。
金持ちになる必要はなく、普通でいい。幸福はそこにある。良い仕事を持ち、
他人のために良い仕事を創出する。
7.自然に敬意を払う
これは第6項にも関連する。フランシスコ法王は、「人類は無差別で横暴な自然利用に
よって自殺を図っているのか」と問いかける。多大な苦しみを伴わずに空気を汚したり、
河川を汚染したり、樹木をむやみに伐採したりすることはできない。
私たちの周りの不安や苦しみは、元をたどれば資源の不正利用に起因するのでは
ないだろうか。私たちは自分の魂を浪費しているとも言える。
8.悪いことはさっさと忘れる
自分を困らせたり苛立たせたりする相手について不平を言ってはいけない。
そうしたことはできるだけ早く忘れ去る。
人のことを悪く言う人は自分自身がみじめになり、私たちもみじめになる。
9.信教を強要し過ぎない
改宗への勧誘は停滞を招くとフランシスコ法王は説く。
自分はキリスト教徒だと公言したとしても、人にはそれ以前に個々の世界観がある。
この教えは一見、キリストが世界への布教を促した「大宣教命令」(マタイ28章)に
矛盾するように思えるが、フランシスコ法王はこの活動を緩やかに解釈し、実例による
教えの方をよしとした。それがキリストの真意だったのかもしれない。
10.平和のために働く
フランシスコ法王は法王に就任した日からこの教えを説いてきた。
エルサレムに行ってユダヤ人とパレスチナ人の連帯を働きかけ、平和のために祈り、
平和のために働いた。「平和をつくる者は幸いである」というキリストの言葉そのままに。
by chiquita47
| 2014-08-12 23:24
| カトリック